カラオケにおけるこぶしの使い方とおすすめの練習方法5つ

カラオケにおけるこぶしの使い方とおすすめの練習方法5つ

カラオケにおけるこぶしの使い方とおすすめの練習方法5つ

カラオケで高得点を取るためにマスターしたいテクニックにこぶしがあります。曲の中でうまくこぶしを使いこなすことができれば、得点もどんどんアップするでしょう。また、歌に深みや表情が出やすくなるので、周囲の人をあっといわせることもできます。

今回は、カラオケをするときに知っておきたいこぶしの使い方や、おすすめの練習方法について解説いたします。

カラオケのこぶしとは、音を瞬間的に震わせるテクニックのこと!

カラオケにおけるこぶしとは、音を上下に震わせるテクニックのことです。小さな節の中で音を軽くうねらせるため、こぶしは漢字で「小節」と表記されます。また、楽譜上ではこぶしは「~」のマークで表示されることもあります。

こぶしはカラオケ採点の加点項目になっています。カラオケ採点をするときには、音を伸ばすタイミングで軽くこぶしを入れて高得点を狙ってみましょう。

こぶしを効かせる曲というと、多くの人がイメージするのはやはり演歌だと思います。演歌にはうねるような独特の歌い方があるため、こぶしが頻繁に用いられます。

とはいえ、演歌以外の曲にこぶしが使われていないということはありません。日本のポップスやロック、さらに洋楽の楽曲の中にも、こぶしの技法を効果的に取り入れたものはたくさんあります。

R&Bの楽曲では、こぶしをフェイクと呼ぶこともあります。演歌のように流れるようにこぶしを入れていくのではなく、1つの音を際立たせるようなこぶしを入れるのがフェイクの特徴です。

また、琉球音楽においては、グィンと呼ばれるこぶしの技法が使われることがあります。グィンは、こぶしにファルセットの高音を混ぜるような独特の歌い方が特徴です。

ビブラートやしゃくりのテクニックはこぶしと混同されやすい

音を震わせるテクニックというと、ビブラートやしゃくりが思い浮かぶ方もいるでしょう。

ビブラートとは、こぶしのように音を揺らして表現するテクニックです。こぶしは音を一瞬だけ上下させますが、ビブラートは伸ばす音を繰り返して上下させる技法です。

また、しゃくりとは本来より低い音程を取ったあとに、しゃくり上げるように本来の音程に戻すことをいいます。

カラオケの採点項目ではこぶしとともにビブラートやしゃくりといった用語が登場します。それぞれの技術には違いがあるので、混同しないよう気をつけましょう。

カラオケでこぶしを入れるときは、多用しすぎないことが大切

マイクを持って歌う女性

こぶしは歌の表情や奥行きを表現するために欠かせない技法です。しかし、1曲の中でこぶしを多用しすぎると、不安定な雰囲気になってしまうこともあります。

こぶしを使うときには音程を瞬間的に上下させるため、本来の音とは違う発声が必要となります。そのため、こぶしを多用すると音程が外れているように聞こえてしまうのです。

また、こぶしを入れすぎると言葉が聞き取りにくくなり、曲に込められた思いが伝わりにくくなる可能性も考えられます。

カラオケが上手な人は、ここぞというタイミングを見極めてピンポイントでこぶしを使っています。歌に奥行きを出すためにも、こぶしを効かせるポイントを見極めましょう。

カラオケの腕前をアップさせる、効果的なこぶしの使い方

カラオケでこぶしを使いたいときには、発声したときの母音を素早く上下させるようなイメージで歌いましょう。

たとえば、有名な演歌の「天城越え」を歌うときには、こぶしを使わずに音を伸ばすと「あまぎーごーえー」となります。この伸ばす部分を素早く揺らすように上下させて「あまぎぃいぃーごぉおぉえー」と歌い上げてみましょう。

母音を震わせるときには素早く下げてから上げたり、素早く上げてから元の音に戻したりというテクニックを使います。

こぶしを効かせるときに、音を上下させるのではなく強さを変えるというテクニックもあります。

声を伸ばすときに、母音の声を一瞬だけ強く歌ったあと、元の強さに戻して伸ばしてみましょう。人が声を強く出すときには、音程がわずかに変化することが多いのです。そのため、一瞬だけ力を入れるという方法で歌えば、こぶしがしっかりと効いているような雰囲気に聞こえます。

こぶしを使えるようになってきたら、実際にカラオケ採点をしながら歌ってみましょう。精密採点をすれば、こぶしを効かせたタイミングで画面にこぶしのマークが表示されるため、こぶしがしっかり使えているかを視覚で確認できるのです。

カラオケで自在にこぶしを使いこなすために実践したい練習方法

ソファーの上で歌う女性

こぶしがうまくつけられないとお悩みの方は、腹式呼吸とロングトーンをマスターする練習から始めましょう。腹筋を使って力強いロングトーンを出せば、こぶしのテクニックは自然と身についていきます。

ここからは、カラオケでこぶしを使いこなすために実践したい練習の手順をチェックしていきましょう。

1. まずは腹式呼吸をマスターしよう

演歌歌手は力強く歌を歌いながら綺麗にこぶしを入れていきます。安定した歌声で歌うことができなければ、上手にこぶしを入れることもできないのです。

こぶしを綺麗に入れたいときにはまず、腹式呼吸で力強く声を出す練習をしましょう。お腹からしっかりと声を出し、この声を軽く揺らすのがポイントです。

2. ロングトーンをマスターすることも重要

カラオケでこぶしを使いこなすためにはロングトーンという技術も必要とされます。ロングトーンとは、音を長く力強く伸ばすテクニックのことです。途中で息継ぎをせず音を長く伸ばせるよう、しっかり息を吸って吐き出しながら歌う練習を繰り返しましょう。

3. 声を効果的に揺らすこぶしの技法をマスターしよう

腹式呼吸とロングトーンがマスターできていれば、こぶしを入れるのはそれほど難しくありません。

まずは、腹筋や横隔膜を使ってしっかりと声を出し、ロングトーンで声を長く伸ばします。続いて、最初に出した音よりもほんの少し低い音で同じように声を伸ばします。音程をわずかに変えて声を伸ばす練習をし、音の変化に慣れていきましょう。

あとは、音を変化させる秒数を少しずつ短くしていけば、わずかな音程の違いを自在に操れるようになっていきます。音程を頻繁に上下させるようなイメージで声を出せば、瞬間的に音を上下させるこぶしの技術が身につきます。

4. 母音を2度発声するという練習法もある

こぶしがうまくつけられないときには、母音を2回言うようなイメージで歌い上げるとよいでしょう。

たとえば「はー」と発音するときには「はーあぁー」となるように、母音を素早く2度発声します。このとき母音の音程を少し変化させるようにすれば、自然なこぶしとして聞こえます。

5. 実際にこぶしを握ってみる練習方法も効果的

こぶしを入れたいところでは、実際にこぶしを握りしめるのがおすすめです。

こぶしを握りながらこぶしを歌い上げる方法は、多くの演歌歌手が実践しています。グッと力を込めてこぶしを握ることで、音程の微妙な変化がつきやすくなります。

こぶしをマスターして歌い方の幅を広げよう!

こぶしを効かせなくてもカラオケは楽しめます。しかし、こぶしのテクニックをマスターしておけば歌唱表現の幅が広がり、楽曲の魅力を余すことなく伝えられるようになります。

こぶしを使いこなすためには腹式呼吸やロングトーンの技法が必要となります。まずは、カラオケの基礎となる腹式呼吸やロングトーンを身につけましょう。正しい歌い方が身につけば、こぶしの技法も自然と身についていきます。

 

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