ボーカルテクニック
向上コース

この時期はテクニックを身に着けるというよりも、テクニックを効果的に身につけていくための土台作り。
正しい発声（ボイストレーニング）方法やフォームなど意識しながら、喉に負担がかからないように、リラックスして自然体で歌えるようにします。

レパートリー曲をスムーズに歌えるようになってくる時期です。
発声の仕方も安定してきて、声も伸びやかに。
このあたりから、徐々に「テクニック」を盛り込んで練習していきます。
焦らず、一つずつ丁寧にプラスしていくイメージです。

半年前とは明らかに表現力が変わってきて、歌う事自体楽しくなる時期です。
しかし、油断は禁物。
ボーカルテクニックを盛り込みすぎるとてんこ盛りでゴテゴテになってしまい、かえって、聴き辛くなってしまうことも。
足し算だけではなく、引き算も考えながらバランスを整えていきます。

この時期になれば、表現する上で必要なボーカルテクニックは大方出来るようになります。
ビブラート、フェイク、ミックスボイス、フォールなど。
これまでは歌わなかったタイプの曲にもチャレンジするようになり、良い意味での「欲」が出てきます。
周囲の人からの印象が劇的に変わるのもこの時期です。