カラオケでの「こぶし」の出し方2つのコツを徹底解説

カラオケでの「こぶし」の出し方2つのコツを徹底解説

カラオケでの「こぶし」の出し方2つのコツを徹底解説

カラオケで採点機能を使っていると「こぶし」という項目が出てくることがあります。こぶし=演歌のイメージを持っている人も多いかもしれませんが、実はポップスでもこぶしは重要なテクニックです。

そこで今回はカラオケを歌うときのこぶしの出し方について解説します。ビブラートの出し方や、こぶしを上達させる練習法も紹介しますので、カラオケを上達させたい方はぜひチェックしてみてください。

こぶしとは?

こぶし=演歌のイメージが強いですが、ポップスでもR&Bでもジャズでもこぶしのテクニックは使います。感覚的なものではあるのですが、言葉で説明すると音の一瞬をうねらせるテクニックです。楽譜では表現できないくらいの一瞬の変化ですが、このテクニックを使うことで力強さが生まれて、歌に表情がつきます。

演歌でこぶしを入れているときに拳を握っている人もいるので、こぶしの由来が拳だと思っている方もいるかもしれませんね。しかしこぶしは漢字にすると小節になります。先ほど説明した通り、楽譜に書き表せないほど瞬間的な音のうねりを出すテクニックなので、小節と呼ばれているのです。

カラオケで歌うときのこぶしの出し方

カラオケで歌うときにこぶしを使うための出し方のコツを紹介します。

コツ 1. 母音を二回発声する

こぶしは同じ音を瞬間的に上下させるテクニックです。カラオケでこぶしを出すときは、こぶしを出したい音の母音を二回発声しましょう。

例えば「明日にー」という歌で「に」にこぶしを効かせる場合、「明日にぃぃ」というふうに二回母音を出します。このとき母音の音を微妙に変化させることで、こぶしになるのですが、採点機能があまり厳しくないカラオケマシンなら、母音を二回発声するだけでもこぶしとして認められます。

上手にこぶしを出したいなら、二回出す母音の音を微妙に変化させながら、なるべく違和感がないように滑らかに発声してみましょう。音程を変化させすぎると音が外れたと認識されてしまうので注意が必要です。

またこぶしを違和感なく滑らかに出すためには、安定したロングトーンが必要になります。普段から腹式呼吸を意識して歌うようにしましょう。

コツ 2. 拳を実際に握ってみる

こぶしを効かせるためには、一瞬力を入れて自然に緩める必要があります。最初はなかなかコツが掴めないかもしれませんから、実際に拳を握ってみましょう。

こぶしを入れたい箇所でギュッと拳を握ると、自然に身体に力が入るのでこぶしを入れやすくなります。こぶしは演歌で使われることが多いテクニックですが、演歌歌手の人を見てみると実際に拳を握っていることが多いです。

拳を握って喉と声帯に無意識に力を入れることで上手に出せるようになりますので、カラオケで歌う時にも実際に拳を握ってみましょう。

こぶしとビブラートの違いについて

歌う女性

こぶしと同じように歌に表情をつけるテクニックとして、ビブラートというものがありますよね。この二つはカラオケの採点機能でも必ずといっていいほど出てくるテクニックなのですが、どのように違うのでしょうか。

こぶしは出している音を瞬間的に上下させるテクニックです。こぶしの出し方で母音を二回出すというコツを紹介しましたが、二回発声する母音の音を微秒に変化させることで、歌に表情が生まれます。イメージとしては声を一瞬うねらせるようなイメージです。

一方でビブラートとは真っ直ぐに出している声を微妙に震えさせるテクニックです。ビブラートが波のようなマークで表現されることがありますが、実際に声を出す時も波のように小刻みに揺らします。

またその声を震わせるときは同じ揺れ幅で震えさせるのがポイントです。イメージとしてはビブラートをつけていない声が「あーーーーーー」となるのであれば、ビブラートをつけた声は「あ〜〜〜〜〜〜」というふうになります。ビブラートをつけることで、心地よく声が響くのが特徴です。

こぶしを上達させるための練習法

こぶしを上手に狙ったところで出すためには練習が必要です。簡単にできる練習方法を紹介します。

ロングトーンを練習する

腹式呼吸同様に必要なのがロングトーンです。ロングトーンは一つの音を一定時間長く出すことを言います。ロングトーンを出すためには、まず腹式呼吸をマスターしなければなりません。腹式呼吸がマスターできたら、「あーーーーー」と同じ音で長い時間声を出してみましょう。この時声が震えたり、小さくなったりしないように意識してください。

もし声が不安定になったら、一度そこで止めます。ロングトーンを上手に出すためには、一気に息を吐き出すように声を出すのではなく、ある程度抑えて細く長く出すのがポイントです。ロングトーンを出せる時間をストップウォッチで測りながら、少しずつ発声できる時間を長くできるように練習してみましょう。

一つの音で安定してきたら、音程を変えたり出す声を変えて練習します。こうすることで、実際に曲を歌った時でも安定したロングトーンを出すことができるようになるでしょう。

こぶしをカラオケで取り入れるメリット

カラオケ

こぶしのテクニックが使えるようになると、カラオケでどんなメリットが生まれるのかを解説します。

歌に個性が生まれる

こぶしを入れて歌うと、歌に抑揚がつき表現力が増します。ただ単調に歌っているよりも歌に余韻が生まれるため、表現力がある上手な歌に聞こえるのです。気持ちがしっかり乗っているような歌い方になるので、聞いている人の心にも響きます。

採点で高得点が狙えるようになる

こぶしはカラオケの採点機能で必ずといっていいほど入っている採点基準の一つです。こぶしが上手に使えると、今よりも高得点が狙えるようになります。

歌によってどこでこぶしを入れるのかマークがついているのですが、自由自在にこぶしを効かせられるようになると、急にこぶしマークが出てきても対応できるようになるでしょう。

こぶしをカラオケで取り入れるときの注意点

こぶしを上手に入れられるようになると、気持ち良くなってどんどんこぶしを入れたくなるかもしれません。

しかしこぶしは聞いている人の印象に残りやすく、一曲の中であまりにもこぶしを入れてしまうと、クセのある歌い方になってしまって聞いている側が違和感を感じてしまいます。こぶしが上手に歌えるようになっても、こぶしの使いすぎには注意しましょう。

またこぶしを意識することで、他の部分が適当になってしまっては歌が上手に聞こえまえん。こぶしを使うときはまず一曲全体を安定して歌えるように練習し、アクセントとしてこぶしを入れられるようにしてみてください。

こぶしを使いこなしてカラオケを上達させよう

こぶしを自由に使えるようになると、歌にアクセントをつけて表情を持たせることができたり、カラオケの採点ゲームで高得点を狙えたりといい効果が生まれます。

コツを掴むまでは難しいかもしれませんが、今回紹介したコツや練習法を参考にして、上手にこぶしが入れられるように練習してみてくださいね。

 

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