カラオケで声がこもる原因と改善するための6つのポイント

カラオケで声がこもる原因と改善するための6つのポイント

カラオケで声がこもる原因と改善するための6つのポイント

カラオケで歌っても声がこもってはっきり聞こえなかったり、暗い印象になったりしてしまう人がいます。

こもっている声になってしまいがちな人のなかには、「透明感のある声になりたい!」と思っている方も多いのではないでしょうか。

そこで今回はカラオケで声がこもってしまう原因や改善方法、声がこもってしまうことで起きるデメリットを解説します。

透明感のある声を手に入れて、カラオケで気持ちよく歌いましょう。

カラオケで声がこもる原因

カラオケで声がこもってしまう原因をまとめました。自分が当てはまるものがないかチェックしてみましょう。

腹式呼吸がうまくできていない

腹式呼吸がしっかりできておらず、吐き出す息の量が弱いとこもった声になってしまいます。

腹式呼吸は歌ううえで欠かせない呼吸法で、これができていないとこもった声になる他、息が続かなくてロングトーンができなかったり、声量のある声が出せなかったりします。

喉を締めて歌っている

声を出すときは吐き出した息で声帯を振動させ、その振動で音が生まれます。しかし喉を締めてしまっていると、空気の通り道が狭いのでしっかりと音を出すことができません。

喉を締めて歌うと声がこもるだけでなく、高音が出しづらいなどの問題も生まれます。

マイクの持ち方が悪い

カラオケのマイクのほとんどは、マイクの丸い部分のてっぺんで声を拾っています。

出した声が一直線にこのてっぺん部分に届けばいいのですが、そうでなければ声をうまく拾うことができず、こもった声になってしまうのです。

マイクの持ち方が悪いと本来声を拾う部分に声が届かないので、思ったような声が出ません。

舌に無駄な力が入っている

舌がいい感じに脱力した状態だと声が響きやすくなるのですが、「しっかり声を出そう」としたり、「滑舌に気をつけよう」と意識しすぎてしまったりすると、舌に無駄な力が入ってうまく声を響かせることができません。

力が入りすぎた舌が声を遮断してしまうので、こもった声になってしまうのです。

口がしっかり開いていない

音が最終的に出る口がしっかり開いていなければ声がこもってしまいます。実際に口をほとんど開けずに喋った時としっかり開いた時でどれだけ声の出方が違うか試してみてください。

同じボリュームで声を出したとしても、口の開きが小さいと声がこもって内緒話をするときのようにボソボソとした声に聞こえてしまいます。

自信がない

「カラオケが苦手」だとか「音痴かもしれない」というような不安があると、思い切って声を出すことができないため、その結果こもった声に聞こえてしまうことがあります。

人前で歌うことに緊張してしまうと、喉が締まったり舌に力が入ったり、口をしっかり開いたりができないので、こもった声になってしまうのです。

カラオケで声がこもる原因の改善方法

肩を押さえる女性

カラオケで声がこもってしまう人も改善は可能です。声が通るクリアボイスを目指して、改善を目指してみましょう。

ポイント 1. 脱力する

緊張して声がこもってしまう人はまず脱力することが大切です。

緊張しなくなるためには場数を踏む必要がありますが、歌う前に脱力をするだけでも無駄な力が抜けるので試してみてください。

脱力するためには軽くジャンプをするか、「はぁ」と声を出して大袈裟にため息をしてみるのがおすすめです。また手足をぶらぶらさせるのも効果があります。

ポイント 2. 腹式呼吸をマスターする

こもった声を改善するためにも、歌唱力をアップさせるためにも腹式呼吸は必須です。まずは歌っていない状態で腹式呼吸を練習しましょう。

肩幅くらいに足を開いて背筋を伸ばし、息を吸った時にお腹が膨らむようにして息を深く吸います。限界まで吸ったら、一定の量で少しずつ息を吐き切りましょう。これを繰り返し行います。

意識しないでできるようになったら、息を吐く時に声を出しながら吐いてみてください。

ポイント 3. 舌のウォーミングアップをする

舌のウォーミングアップは舌の力を抜くために必要です。プロの歌手も歌唱前には舌のウォーミングアップをして、舌の動きをスムーズにしています。

やり方はとても簡単で、下を思いっきり前に突き出し、限界まできたら元に戻すという流れを繰り返すだけです。

舌のウォーミングアップはこもった声を改善するだけでなく、発声もスムーズにしてくれるので、カラオケで歌う前に取り入れるといいでしょう。

ポイント 4. 喉が開く感覚を掴む

喉を開くと言われてもなかなか感覚が掴めない方もいるかもしれません。感覚を掴むためにはあくびをしてみましょう。

実際にあくびをしなくてもいいので、あくびをする時と同じように口を開いてみてください。これが喉が開いている状態です。

この感覚を掴んで、歌っている時も喉を自在に開けるようにコントロールします。

あくびではよくわからないという方は割り箸を2本用意してください。割り箸を割らずに、左右の奥歯で噛みます。あとは噛んだ状態で声を出してみましょう。

外して同じように声を出せば、喉が開いている時の感覚と締まっている感覚が掴めるはずです。

ポイント 5. 口を大きく開ける

声を出す時に口を大きく開けていないと、声は必ずこもってしまいます。歌うときは口をしっかり開けることを意識しましょう。

歌う前にアイウエオ体操をしたり、顔を中心に集めたりして一瞬でリリースする表情筋のストレッチをしておくと、口が開けやすくなります。

ポイント 6. 鼻に響かせる

鼻に声を響かせると、声はきれいに通ります。鼻に響く感覚を掴むためには、ハミングをしてみてください。

ハミングをしながら鼻をつまんでみると、鼻の骨が振動しているのがわかるはずです。この状態で声を出すことができれば、こもった声も解消されます。

ハミングが上手にできるようになったら、その響きを意識しながら少しずつ声に変えていきましょう。

最後はその響きを保ったまま正しい音程が出せるようになれば、透き通ったよく響く声に近づきます。

カラオケで声がこもるデメリット

家の中でマイクで歌う女性

カラオケで声がこもってしまうと、いくら滑舌をよくしようと意識しても声が聞き取りづらくなってしまいます。

歌詞がきちんと聞こえることは歌を上手く歌ううえで必要な条件ですし、採点機能で高得点を出すためにも実用です。

また声がこもってしまうと、歌の雰囲気が暗くなってしまいます。

切なさを感じさせるバラードならそれがいい効果を生むこともあるのですが、爽快感のある曲や明るくポップな歌では、声と曲の雰囲気がありません。

また声が通らないのでカラオケの伴奏の曲に負けてしまいます。その状態で無理矢理音量を出そうとすると、喉を痛めてしまう原因になってしまうのです。

このように声がこもってしまうと様々なデメリットがあります。歌っている本人も気持ちよく歌うことができません。

またカラオケで声がこもる人は普段の話し声もこもってしまうことが多く、言っていることがなかなか伝わらなかったり、頻繁に聞き返されてしまったりということもあるでしょう。

カラオケで声がこもってしまう人は原因を取り除いてクリアな声を目指そう

カラオケで声がこもってしまう人は一つの原因が当てはまることもありますし、複数の原因が当てはまることもあります。

今回紹介した原因のなかに当てはまるものがないかチェックし、改善方法を参考にしてクリアな声を目指しましょう。

声がこもらなくなると突き抜けるような声が出るようになるので歌っていてもより気持ちよくなるはずです。

 

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