カラオケのキー調整を有効活用する4つのポイントを解説

カラオケのキー調整を有効活用する4つのポイントを解説

カラオケのキー調整を有効活用する4つのポイントを解説

カラオケには曲の音程を調整できるキーがついていますよね。便利な機能なのですが、使い方に苦戦した経験がある方もいるのではないでしょうか。

そこで今回はカラオケでキー調整をするときのポイントを紹介します。カラオケのキーの仕組みや自分に合ったキーの見つけ方も紹介しますので、この記事を参考に歌いやすいキーを見つけてみてください。

カラオケでキーを調整するときのポイント

カラオケでキーを調整するのは慣れていないと意外と難しいです。カラオケに行くなら知っておきたいキーを調整するときのポイントを解説します。

ポイント 1. 自分に合ったキーを知っておく

カラオケのキーを調整することで、自由に歌いやすい音域に変えることができます。でも自分がどの音域で歌いやすいのかを知っておかなければ、キー調整はできませんよね。キーを調整するときの最大のポイントは自分に合ったキーを知っておくことです。自分に合ったキーの見つけ方は後でしっかり説明します。

ポイント 2. 歌いづらい部分を基準にしてキーを変える

歌いたいけれど上手く歌えない歌がある場合、曲全体が歌いづらいのではなく、一定の箇所が歌いづらいということが多いのではないでしょうか。

サビや大サビで音域が上がる曲は多いですが、その音が自分の音域を超えていると上手に歌うことができませんよね。キー調整をするときは、どの箇所が歌いづらいのかを考えてキーを調整しましょう。歌いやすい箇所で調整しても、後々歌いづらい箇所でつまずいてしまいます。

ポイント 3. 地声と裏声の切り替わる換声点を基準にする

マイクを持って歌う女性

ご自身が地声でどこまでの音を出せるかご存知でしょうか。地声と裏声が切り替わるポイントを換声点と呼ぶのですが、これは人によって違います。地声は安定して声が出しやすいですが、裏声になると不安定になってしまう人は多く、特に換声点は安定させることが難しいです。

歌いたい歌があるなら、その原曲の歌手の換声点を基準にしてキーを合わせると歌いやすくなります。同じアーティストなら曲が違っても換声点は同じです。それぞれのアーティストの換声点は音域を検索できるサイトを使えばすぐにわかります。

アーティストの地声最高音として書かれている音の近辺が換声点なので、そのあたりの音を基準にしてみましょう。

ポイント 4. 異性の歌は1オクターブ調整する

異性の歌を歌うときは声が低すぎたり高すぎたりして、上手く歌えない人が多いのではないでしょうか。異性の歌を歌うときはキーを調整したうえで、1オクターブ調整するのがベストです。キーを4〜5個調節すると、歌いやすくなる場合が多いです。

男性が女性の歌を歌うときは低い音域で歌いたいので、キーを5個下げてしまう人が多いです。ただ実は男性が女性の歌を歌いやすくするためには、逆にキーを5個あげたほうが歌いやすくなります。キーを5個上げた状態で原曲より1オクターブ下げて歌ってみましょう。

逆に女性が男性の歌を歌う場合は、キーを5個下げた状態で1オクターブ上げると歌いやすいです。感覚による部分もあるので、どちらが歌いやすいか試してみるといいでしょう。

そもそもカラオケのキーとは?

キーとは曲全体のメロディーがどの音を起点として構成されているかを決めている要素です。カラオケではキーを高くする場合+か#、キーを低くする場合-か♭で表されています。

ほとんどのカラオケ機器では±6まで調整できるようになっています。+1か#1で半音あがり、+2か#2になると1音上がります。半音上がるというのは、ドの音を起点にした場合、ドがド#となるということです。半音しか変えないと暗い印象の曲は明るい雰囲気に、明るい印象の曲は暗い雰囲気になってしまうので、元の曲の雰囲気をキープしたいなら偶数でキー調整をするといいでしょう。

ただちょっと歌いづらいなという程度なら、半音変えるだけでも効果があります。キーを途中で変えると違和感を感じやすいので、予約する際に半音変えて予約しておけば最初からキーが変わっているので違和感を感じにくいです。

原曲で歌うことがいいと感じている方もいるかもしれませんが、プロの歌手でも他の歌手の歌をカバーするときは自分に合ったキーでカバーすることがあります。キーを調整するのは自分が気持ちよく歌うためなので、自分に合うキーを見つけて歌うことが大切です。

またカラオケマシンによっては標準キーというものがついていることもあります。標準キーとは一般的に歌いやすいキーのことです。ハイトーンで歌う歌手の場合多くの人が原曲キーで歌うことが難しいため、誰もが歌いやすい標準キーを設定していることがあります。

自分に合ったキーの見つけ方

カラオケ

カラオケを楽しく気持ちよく歌うためには、自分に合ったキーを見つけることが重要です。自分に合ったキーを見つける方法を紹介します。

まずは原曲キー通り歌ってみる

歌い慣れている歌であればご自身が原曲キーで歌えるか把握しているかもしれませんが、そうでないならまず原曲キーでワンコーラス歌ってみましょう。原曲キーでサビまで通して歌ってみると、つらい箇所があるのかどうかが判断できます。

つらい箇所があればキー調整をする

ワンコーラス歌って低すぎたり高すぎたりして歌いづらいところがあったのなら、半音か1音だけキー調整をします。調節をしたらもうワンコーラス歌って気持ちよく歌えるかチェックしてみましょう。

色々な調整をして一番楽に歌えるキーを探す

誰かと一緒にカラオケに行っている時に自分のキーを探すのは難しいかもしれませんが、一人でカラオケに行っているのであれば、何度か同じ歌を繰り返してキーを調節しながら自分が気持ちよく歌えるキーを見つけましょう。

ギリギリ音が出るキーでも構いませんが、歌っていて気持ちが良かったり、聞いている人の耳障りが良かったりするのは、ギリギリより半音調節したキーであることもあります。たった半音でもぴったりなキーであれば歌いやすさがかなり違うので試してみましょう。

スマホのカラオケアプリはキー調整できるものがあるので、カラオケに行かなくても自分のキーを見つけることができます。

録音して聞いてみるとわかりやすい

実際に歌ってみても自分にどのキーがベストなのかわからないという場合は、歌っている声を録音して聞いてみましょう。

自分で聞いてみると歌っているのとは違って、ベストなキーがわかりやすいです。高音や低音が振り絞るようにしなければ出ない状態で歌っている歌声は聞いていても苦しくなることがあります。

今はスマホで簡単に録音できるので、一人カラオケの時に録音してみるといいですね。キーを変えながら録音できるカラオケアプリもあるので、色々試行錯誤しながら自分にぴったりなキーを見つけてみましょう。

自分にぴったりのキーを見つけて気持ちよく歌おう

原曲キーで歌うことがかならずしもいいわけではありません。声が出たとしても苦しそうだったり、テクニックを使いきれなかったりするキーで歌ってしまうと、歌が下手に聞こえてしまうこともあります。

自分に合ったキーを見つけて、そのキーでしっかり表現をすれば、原曲キーでなくても上手に歌い上げることができますよ。まずは今回紹介した自分に合うキーの見つけ方を参考に、自分が一番気持ちいいキーを見つけてみてください。

 

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