カラオケの平均点ってどれくらい?基準となる項目をわかりやすく解説

カラオケの平均点ってどれくらい?基準となる項目をわかりやすく解説

カラオケの平均点ってどれくらい?基準となる項目をわかりやすく解説

カラオケの中でも高得点を出しやすい曲の平均点が80点前後です。そのため、難易度の高い曲も含めると、もう少し平均点は下がるといえるでしょう。

カラオケの点数を出す指標として最も重要なのが音程で、次に抑揚、ビブラート・ロングトーンなどが続きます。カラオケの平均点と、基準となる項目について解説します。

カラオケの平均は80点台

カラオケの全国平均点は曲の難易度によっても変わるため、一概には言い切れないところがあります。ただし、高得点が取れる曲では、83点前後が平均点であるという発表があります。カラオケの平均について解説します。

全国平均が高い曲で83点前後

2016年8月1日~2017年7月31日に株式会社第一興商が「精密採点DX-G」の全国平均点ランキング調査をおこない、全国平均点が高い上位30曲について発表しました。[注1]

[注1]株式会社第一興商:お知らせ 8月21日は”パーフェクトの日”LIVE DAM STADIUM「精密採点DX-G」
全国平均点ランキングTOP30パーフェクト(=100点)を目指すための3カ条も必読

その結果によると、1位は清水翔太 feat.仲宗根泉(HY)の『366日』で86.826点、30位は米津玄師の『アイネクライネ』で83.301点という結果になりました。

高得点を出しやすい曲の平均点が83点前後となるため、難易度の高い曲が入れば、さらに平均点は下がるといえるでしょう。また、カラオケで平均点を考える際は、いくつかの問題も存在します。

問題1:精密採点は歌が上手い人しか使わない

採点機能を使ってカラオケを歌う人は、下手な人よりも上手い人が多いと予想されます。そのため、全体の平均点はどうしても上がる傾向にあるといえるでしょう。

エンタメとして楽しむ分には良いですが、カラオケの平均点を基準に、歌が上手いか下手かを判断するのは難しいといえそうです。

問題2:曲の難易度によって平均点が大きく異なる

また、曲の難易度によっても平均点は大きくことなります。難易度の低い曲なら85点台でも、ロック調でアップテンポな難易度の高い曲では70点台が平均点のこともあります。

そのため、カラオケ1曲1曲の平均点は出せても「カラオケ全体の平均点」は出しづらい、また、仮に出したとしても、歌唱力を計る指標としては使いづらいといえるでしょう。

カラオケの“上手さ”は90点以上を基準にするのがおすすめ

以上より、カラオケの平均点は娯楽として楽しむにはいいですが、「カラオケの上手さを計る指標」としては使いづらいでしょう。もし、自分の歌唱力がどの程度か知りたい場合は、平均点より総合得点で判断するのがおすすめです。

  • 90点台:音程の一致率が高く、「歌が上手い!」と言われるレベルです。
  • 80点台:音程も合っており、違和感なく聞ける普通のレベルです。
  • 70点台:音程が少し不安定かもしれません。原曲を聞き直すなど練習をしてみましょう。

このように、カラオケの点数を歌唱力の判断材料とすると、曲の難易度を問わず、どの程度歌えているかわかるでしょう。

カラオケの平均点の基準となる項目

マイクと鍵盤

カラオケでは採点結果を元に平均点を出しています。採点結果を左右する項目は多岐に渡りますが、音程と抑揚が点数のベースとなる項目です。その他の項目は加点要素として機能します。カラオケの平均点の基準となる項目について解説します。

音程

音程では、ガイドメロディとの一致率を計ります。平均点台を取りたいなら一致率80%前後、高得点を出したいなら90%以上が目標です。カラオケの得点基準の中で最も重要な要素です。

抑揚

音程の次に重要となるのが抑揚です。「表現力」として評価される場合もあり、1~6の演奏区間ごとに評価します。A・Bメロは小さく、サビは大きく歌う以外にも、フレーズの最初を強く発音するなどして、全ての区間で歌声に強弱をつけることがポイントです。

ビブラート

歌声を震わせるテクニックがビブラートです。カラオケの採点では、ビブラートが浅いと音程のズレとして認知され可能性があるため、しっかりと声を揺らすことがポイントです。加点項目の中では練習しやすいため、点数を上げたい時に使ってみましょう。

ロングトーン

正しい音程と同じ声量で、歌声を長く伸ばすテクニックがロングトーンです。カラオケでは0.6秒前後から採点されるため、1秒くらい伸ばせるように練習すると良いでしょう。ビブラートと同じく、加点しやすい項目です。

こぶし

うなるように、音を上下に振動させるテクニックがこぶしです。カラオケではこぶしを入れた回数で採点されます。加点要素の中では配点が低いといえます。

しゃくり

低い音程から発声して本来の音程に滑らかに繋ぐテクニックがしゃくりです。しゃくりも回数で採点され加点されますが、配点は低いといえます。

フォール

本来の音程から低い音程に滑らかに繋ぐテクニックがフォールです。カラオケではフォールを使った回数で採点します。こぶし・しゃくり同様、配点は高くありません。

リズム

本来歌い始めるリズムより速い「走り」と遅い「タメ」で評価されます。7~11段階で評価され、合っていないと減点対象となるため注意しましょう。

裏加点

総合得点上に表示されない基準項目です。表示されていないため、詳細は不明確な部分が多いですが、倍音を入れることで点数を上げられるといわれています。100点を目指すわけではないなら、特に意識しなくてもよい項目です。

カラオケの平均点を知る3つの方法

マイクを持つ人

カラオケの曲ごとの平均点を知るためには、精密採点機能を使うとよいでしょう。また、全国平均を掲載しているサイトもあるので、気になる場合は確認してみましょう。平均点を知るための3つの方法を紹介します。

1. 精密採点機能を使うと得点の下に表示される

カラオケの曲ごとの平均点を知りたいなら、精密採点機能を使って実際に歌ってみるとよいでしょう。自分の総合得点の下に「全国平均」が表示されるため、参考にしましょう。ただし、歌っている人数があまりにも少ない曲では平均点が出ない可能性もあります。

2. カラオケの会員登録では自分の平均点がわかる

各カラオケ機の専用サイトに登録し、ログインすれば自分が今まで歌った曲すべての平均点と、全国平均を対比してくれるサービスもあります。歌うだけで簡単に平均点を残せるだけでなく、詳細な分析もあるため、歌唱力アップにも繋がるでしょう。

3. カラオケアプリで確認する

カラオケアプリを使えば、自宅でも各曲の平均点が確認できます。無料のものから有料のもあり、採点機能も本格的なため、平均点の確認だけでなく家でのカラオケ練習にもおすすめです。

4. 公式サイトで全国平均を確認する

カラオケの公式サイトの中には、全国平均や人気曲の平均点を毎日更新しているコンテンツもありますので、参考にしてみましょう。ただし、会員登録をしている人の平均点が表示されているため、どのコンテンツも高得点の傾向があります

【まとめ】

カラオケの平均点は80点台!歌が上手くなりたい人は90点台を目指そう!

カラオケの平均点は80点台と考えられますが、点数を調べる対象者に偏りがあるため、あくまで1つの目安として利用するとよいでしょう。もし、歌唱力の目安としてカラオケの点数を使いたい場合は、平均点よりも、90点台を目指してみましょう。

カラオケでは、音程が取れる、抑揚をつけられる、ビブラート・ロングトーンが安定していることが高得点を取るうえで大切な項目です。歌唱方の基礎を身に着けて、まずは平均点以上取れるようにカラオケを練習してみましょう。

 

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